山の手小学校でエコキッズプログラムが実施されました

 8月25日(金)、山の手小学校においてエコキッズプログラムが実施されました。
 これは、西区環境まちづくり協議会が小学校と連携して実施している環境教育事業で、山の手小学校では4年生を対象に今年度2回目の開催。
 琴似発寒川で川の水質について学習したり、実際に川に入って川辺の生き物を観察したりする予定でしたが、前日の雨により増水の懸念があったため、この日は屋内プログラムに切り替えて山の手小学校の体育館で実施することになりました。

 エコキッズプログラムでは、札幌市環境教育リーダーが全体の企画と進行、川辺の生き物についての講義を担当。その他、札幌市環境局環境対策課水質係、下水道河川局河川事業課、西区地域振興課も講師を担当します。

 授業の時間になり、4年生の児童が体育館に集まります。

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▲体育館に集まってくる児童

 最初に担任の先生からのお話があり、続いて環境リーダーの板垣さんからの挨拶の後、講師を務める皆さんを紹介します。

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▲児童に挨拶をする講師のみなさん

 最初は水質についてのお話です。担当は環境局環境対策課水質係の皆さん。琴似発寒川の水質を確認します。バケツに汲んできてある琴似発寒川の水を、パックテストという検査キットを使ってどのくらいの水質かを調べます。
 子供たちは、琴似発寒川の水はきれいと予想。それを確かめるために実際にバケツの水のパックテストを自分たちで行います。試薬が赤っぽくなるときれい、緑っぽくなると汚れているとのことです。

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▲水質検査を行う児童

 結果は、見事に予想が当たり、ピンク色になりました。琴似発寒川の水がきれいであることが確かめられて、子供たちは喜んでいます。

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▲うっすらとピンク色に染まる試薬

 続いては川の洪水対策についての話。下水道河川局河川事業課の皆さんから、ステージ上のスクリーンにスライドを写しての説明です。
 札幌市内には600本の川があり、大雨などで洪水被害が起きないよう、護岸工事などを行っていることなどを紹介。ヤマメなどの魚が遡上できるように魚道が作られているという説明もありました。子供たちは興味深く聞き入ります。

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▲河川事業課による説明の様子

 続いては、西区地域振興課から、川に来る人の話。琴似発寒川の一斉清掃やヤマメの稚魚放流など、地域で川の自然を守り、育てる取り組みがあることを紹介します。多くの児童が清掃や稚魚放流に参加しているようで、身近な話として聞いていたようです。

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▲地域振興課の説明の様子

 次は、環境教育リーダーの板垣さんから、川の生き物、植物についての話。魚や植物の写真を写していろいろな生き物を紹介していきます。子供たちはスクリーンに見入って説明を聞いています。

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▲板垣さんの説明の様子

 その後の質問タイムでは、たくさんの児童が手を挙げ、活発に質問を行いました。生き物のことばかりでなく、水質のことや川のことなど幅広い質問が飛び出して講師が答えに迷う場面もありました。

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▲質問タイムの様子

 最後はゲームの時間です。子供たちが水になって、地球上の様々な場所を循環していくのを体験するゲーム。サイコロを振ってどこに行くかを決め、行った場所でビーズを受け取り、最後はブレスレットが出来上がるという仕掛けです。

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▲サイコロを振って、氷河、湖、土などの場所へ行ってビーズを受け取る児童

最後は、板垣さんがビーズの色に沿って、水が地球上を循環していることを説明。水は雲になって空へ昇ったり、土の中に浸み込んで地下水になったり、植物の中に蓄えられたりしているという話を、子供たちは自分たちのビーズを見ながら聞いていました。

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▲水の循環の説明を聞く児童の様子

 最後は板垣さんの挨拶でこの日のエコキッズプログラムは終了。
 実際に川に行くことはできませんでしたが、楽しく環境のことを学んだ児童は満足した様子で教室へ戻っていきました。

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